ベロシティから現実的な期日を引く
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こういうときに: 期日を聞かれて、根拠なく答えている。あるいは毎回遅れる。
この手順には次が必要です。揃っていないなら先にそちらから。
- タスクにサイズが付いている(見積もりとベロシティ)
- 完了操作がきちんと行われている
- 数週ぶんのデータが溜まっている(1〜2週ではばらつきが大きすぎます)
1. ベロシティを見る
Section titled “1. ベロシティを見る”インサイト → ベロシティで、直近数週の完了サイズを見ます。
平均ではなく、低いほうの値を使ってください。 平均で引くと半分の確率で遅れます。直近の中で低めの週を基準にすると、外しにくくなります。
2. 残りのサイズを数える
Section titled “2. 残りのサイズを数える”対象のプロジェクトで絞り込み、未完了タスクのサイズを合計します。
所要週数 ≒ 残りサイズ合計 / 週あたりベロシティこれが「これまでのペースで進んだ場合」の期間です。
4. 現実の係数をかける
Section titled “4. 現実の係数をかける”上の数字は、割り込みがゼロで、全員がフルにその案件を見る前提です。実際は違います。
- 他案件との掛け持ち → 稼働率で割る
- 休暇・祝日 → 営業日から引く
- レビュー待ちの滞留 → リスクで実績の滞留時間を見て足す
3つめは忘れられがちですが、確認待ちが長いチームではここが支配的になります。実行時間ではなく待ち時間が期日を決めているわけで、これはまさに同期割合の問題です。
5. 数字として提示する
Section titled “5. 数字として提示する”「たぶん今月末」ではなく、「残り 80pt、直近のベロシティが週 18pt、稼働率 0.7 なので約 6.3 週。レビュー待ちの平均滞留 2 日を足して 7 週」と言えると、議論が根拠のあるものになります。
遅れたら、ベロシティを上げようとするのではなく、なぜ遅れたのかを分解してください。
- 実行が遅かった → ベロシティに現れます
- 待ちが長かった → リスク画面に現れます
後者のほうが多いはずです。その場合、増員しても解決しません。「確認待ち」を減らすへ。